2015年03月19日

オーケストラ!

マエストロ!とどう違うんや?と思ってたけどそんな事はなかったぜ!!
オーケストラ好きさんには胸を張ってオススメ出来る映画です。

【ストーリー】

ロシアのボリショイ劇場で清掃員として働くアンドレイは、かつてはボリショイ交響楽団の 天才指揮者として知られていたが、共産主義政府によるユダヤ人排斥政策に従わなかったため、30年前に楽団を追われた過去を持っていた。そんな彼はある日、パリの劇場がキャンセルした楽団の代わりとなるオーケストラを探しているという情報を得る。音楽界復帰のチャンスと思った彼は、追放されていたかつての楽団員たちを集め、『ボリショイ交響楽団』になりすましてパリにへ行くことを計画する。演目はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。アンドレイはソリストとしてパリ在住の女性バイオリニスト、アンヌ=マリー・ジャケを指名する。

(Wikipediaより)



「そんな事はなかったぜ!」が連発する映画。
久々のフランス映画ですが、フランス映画は映像の一個一個が絵画のようで美しいですなぁ。

☆☆☆☆★

犯罪行為がバレて公演が出来なくなるとかそんな事はなかったぜ!
実は奥さんが鬼嫁なんじゃないかと思ったがそんな事はなかったぜ!
最後にガヴリーロフがなんかやらかすんじゃないかと思ったがそんな事はなかったぜ!
アンヌ=マリーの両親はギレーヌとフィリポフなんじゃないかと思ったがそんな事はなかったぜ!
最初っから素晴らしい演奏で度肝を抜くのかと思ったらそんな事はなかったぜ!
ボリショイにバレて公演の危機に陥るかと思ったけどそんな事はなかったぜ!
あれ?レアとフィリポフの子供がアンヌ=マリー?って思ったけどそんな事はなかったぜ!
団員集めにめっちゃ時間かかるの?って思ったらそんな事はなかったぜ!
団員が一致団結して最初から真面目にやるの?って思ったけどそんな事はなかったぜ!

まぁそんな映画です。
アメリカ映画で慣れている常識はフランス映画では通用しないんだな、と思いつつ見ていました。
予告編では色んな名曲の数々が表示されてたりしますが、実際に演奏するわけではありません。
ただのBGM。

お話としては、元天才指揮者が再起をかけて元の仲間たちを集めてパリで演奏をする、というお話。
その中に一人、元の仲間ではないアンヌ=マリーという女性がソリストとして選ばれて、その彼女に関する事で主人公のフィリポフと相棒のサーシャ(男性ですよ)とごたごたしたりするわけです。
でも正直その本筋は結構薄くって、とにかく最後のチャイコフスキーに度肝を抜かれます。

ヴァイオリン協奏曲なので勿論ヴァイオリンメインなんですが、ヴァイオリンってこんな音が出るの!?というくらいに凄い音が出ます。
途中でかつての仲間たちが演奏をするシーンもちらちらあるんですが、そこで演奏する音とはまるで違う。
楽器は演奏する人によって音がこんなにも変わるのかな、って思いますし、こんな音が出るなんて本当に知らなくてですね。
音だけは後ではめ込みなんでしょうけど、アンヌ=マリー役の人の演技、特に指先の動きがほんとに素晴らしかったです。
オーケストラを一度生で観て見たいなぁ、と思わせてくれる作品でした。

最後のチャイコフスキーを聞くだけでも感動しますよ。
胸にキて何故か涙が滲みます。
オススメ。

でも何でラストにおっさん同士のキスシーンぶちこんできたんや。なんでなんや。
何があったんやあの二人に。
posted by カル at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/115354297

この記事へのトラックバック