2015年03月10日

チェンジリング

死霊館の情報収集中に偶然に見かけて面白そうなので借りてきました。
実際に起きた事件【ゴードン・ノースコット事件】を題材にしたお話です。

【ストーリー】
1928年のロサンゼルス。 シングルマザーで、電話会社に勤務するクリスティンの息子、ウォルターが姿を消す。クリスティンは警察に捜査を依頼し、その5ヵ月後、警察からウォルター を保護したと朗報が入った。喜ぶクリスティンだったが、再会した息子は全くの別人だった。警察にそのことを主張すると、彼女は「精神異常者」として精神病 院に収容されてしまう。
(Wikipediaより)


もうなんというか、とにかく切なさがある作品。
実際の事件という事で結末は分かってしまっているんですが、それでも願わずにはいられませんでした。
※死刑等の描写があるのでご注意ください。


☆☆☆☆★



詳細はWikipediaの記事の通りで、かなり忠実に再現されているんじゃないでしょうか。
メリハリがあり、前半は息子を探す母親の物語。
後半は息子失踪の真実を求めて警察と戦う物語、となります。
最後までクリスティンは息子の生存を信じ、そのために自分の信念を貫き戦います。

とにかく当時のロス市警がクズ&クズでびっくりします。
こんな事が許されていいの?と思わないでもないですが、冷静に考えて検挙率の高いと言われている日本の警察だって
あんだけ怠慢な場所があるのだから、当時のアメリカでは余計だろうなぁと思いました。
なので、その中にあってきちんと子供の言葉に耳を傾けてくれたヤバラ刑事の存在が輝きました。
彼の存在が問題の解決へと事態を動かしてくれたので、表彰してもいいんじゃ!?ってレベルです。

ウォルターを騙った少年が本当に自分の意思でウォルターの名前を騙ったのか、それとも警察が騙らせたのかは最後まで
わかりません。
が、もしかしたら?と思わせてしまう部分がある警察でした。

映画の中では犯人であるゴードン・ノースコットが死刑になるまでをきっちり描写しています。
ので、絞首描写等が駄目な人はそこだけ避けるべきです。きっちり描写しているので。
流石に性的虐待に関しては映画の中では言及されていないものの、それがなくても十分なくらいに残酷な事をした犯人でしたね。
ちょっとアレな人だったのか、あれで正気だったのか……
ゴードン役の役者さんの演技が輝く役でもありました。

全体的に薄暗いですが、クリスティンの職場の人たちはみんないい人で、その存在が彼女の支えだったんだろうなと思います。
そして彼女は警察の愚考で精神病院に入れられていた女性たちを救い出す快挙を成し遂げ、彼女自身が救い主になります。
その後の彼女の境遇はほんの一言しか語られませんでしたが、彼らが居れば大丈夫と思わせてくれる何かのある、いいラストでした。

面白いと言っていいのかわからないですが、面白かったです。
posted by カル at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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