2015年02月27日

はじまりのうた

予告を観ただけで骨抜きになり、絶対に観る!と心に決めていたものの、諸々あって観に行くのがとても遅くなってしまった作品。
てっきり歌の経験もない人のサクセスストーリーなのかと思えばそんな事はない。
相変わらずラジオの予告だけでは情報が足りず、映像の予告では情緒が足りない……

【ストーリー】
インディーズ時代からずっと恋人と共に音楽を作り続け、ついにメジャーデビューが決定したグレタ。
しかし恋人のデイヴはデビューしてすぐに、浮気をしてしまう。
失意のままデイヴの元を去ったグレタは、街角で歌っていたかつて一緒に音楽をしていたスティーブの所に身を寄せる。
ある日、バーで歌っていたスティーブに乞われるままステージに上がり歌ったグレタは、その歌を聞いた落ちこぼれ音楽プロデューサー・ダンに声をかけられる……




映画としてはアニーと同じくミュージカルシネマ的な感じです。
が、気持ちを歌うのではなく、歌で気持ちを表現する歌手とおちこぼれプロデューサーのお話。

☆☆☆☆☆





物凄くいいお話でした。とても好きです!観て良かった!
歌声、音楽、ロケーション、その全てが最高で、その端々に組み込まれるメンバーの真剣な音楽への姿勢と、家族との絆に涙がこぼれた事も。
お話としては単純なサクセスストーリーですが、それだけではない何かがあります。

サクセスストーリーと言いつつも、最後は別にサクセスして終わりではないしダンも落ちこぼれのまま成功なんかしません。
グレタも最後までデイヴと復縁したりもしないし、メジャーデビューして大金持ちになったりもしません。
けれどそこがグレタという女性の信念の現れであり、とても強い女性なのだという直球な表現だったと思います。
それでも多分、お金持ちにはなってるwww

デイヴは本当、馬鹿な事をしたなぁと思いますね。
なんというか、逃した魚は大きい、みたいな。
途中で復縁を求めてきたりしますが、グレタみたいな女性は絶対にそういう言葉にはなびかないのになぁ。
どれだけ一緒に居ても分からない事はあるんですな。ほんと馬鹿。

帰りに「なんでグレタは歌を聞いただけで浮気に気付いたの?」なんて話してる人が居たけれど、直球で「東の空の君を思う」っていう歌詞があって、しかも浮気相手が東洋系なのに逆に何故気付かない?と思います……www
正直わかってて誘ったんだろうなあの女ー、と思わないでもない感じでした。
でも悪いのはその直後にぶちきれてワイングラス割ったデイヴですよね。
DV男の気配ありあり。最低です。
最後にグレタの願いを聞き届けはするものの、どうせ一度やった男はもう一度やるわ、と思う感じでした。

ダンの家族に関してはそれとは対照的で、本当によかったなー!と思いました。
ラストミッションでも思いましたけど、父は本当に娘だけは別格なんだな、とか。
それにしても最近の映画は娘と不仲の父親が多すぎるね???

とりあえず、歌を聞くだけでも価値のある映画でした。
5館上映から一気に広まっただけはあります。
一見の価値あり!
posted by カル at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/114834431

この記事へのトラックバック