2014年12月26日

ベイマックス

予告で感動し、後にアクションモノと知って愕然とした記憶。
あの予告は完全なるミスリードだなぁと。

【ストーリー】
天才少年・ヒロは、自分がこの先何をしていいのか、何をするべきなのかが分からずに自堕落な日々を送っていた。そんな弟を見た兄・タダシは、ある日自分が研究をしている大学へとヒロを招き、研究成果であるケアロボット・ベイマックスと対面させる。
大学の研究の奥深さとベイマックスの完成度に感激したヒロは、スキップしての大学入学を決意する。
しかし、入学の条件となる研究発表回の日、突如発生した爆発事故によりヒロは最愛の兄・タダシを失ってしまう……

感動モノかと思いきやアクションもの。でも、ちゃんとした兄弟の絆や友情を描いた感動物。
実はこういうディズニーのアニメ映画を劇場で見た事はなかったんですけど、安定した面白さでした。
何より、ムビチケ特典のぷにぷにベイマックスのクオリティが最高によくってよく握ってます。
ふにふに。



☆☆☆☆☆

ネタバレにつき折り畳み。



ベイマックスは例に漏れず声優が俳優さんです。
が、違和感を感じる事は一切無く、するするといい感じに声を聞く事が出来るベリグーさでした。
観たのは吹替だったんですが、日本独特の言い回しやギャグなんかがあるので、字幕よりも吹替で観るのがいいかなと。
字幕はどうにもタイミングが合わなくてまだ観て無いんですよねぇ。
でも、吹替で観て損は無いというか、やっぱりこういう系は吹替だな!という素晴らしさでした。

本編前に流れる【愛犬とごちそう】は賛否両論あったみたいですが、ちゃんとあの短編映画の意味を理解してない人が騒いでるんだろうなぁ、という印象。
単純に「犬に人間の食べ物を食べさせるなんて!」って脊髄反射をする前に、あのお話の中で描かれている細部をちゃんと読み取ってほしいものです。
何度も映画を観に行った!って言ってる人が「不快だった」って言ってるんだから未だにちょっと呆れてます。
そういう映画じゃないんだけどなぁ、と。

まぁそれは置いておいてベイマックス本編ですが、単純なアクション映画でも、ドラマ映画でもありません。
兄に導かれて仲間たちと出会い生きる目標を見出し、しかしそんな兄を失ったヒロは兄を殺した犯人を見つけるために行動を開始する。
その課程で利用されていたのはヒロの開発したマイクロボットであると発覚し、マイクロボットを利用して騒動を起こして居る謎の仮面の男の存在を知ったヒロたちは、ヒロの作るスーツの力を使って仮面の男を追うことを決意する、という感じ。
その最中に友情の大切さ、復讐にとらわれる愚かさ、ベイマックスを作った兄の想いを知ったヒロは、復讐よりも人命を優先する。
それが例え、復讐をすべき相手だとしても。
ヒロが復讐を捨てるシーンでベイマックスが再生するタダシのムービーのシーンでは流石に泣きました。
タダシがどんな想いでベイマックスを作ったのか。
ただの記録映像でしかない短い映像の中にも、ぎゅうぎゅう凝縮されていた感じ。
そしてそんな兄の気持ちに気付き、兄はいつも傍に居ると気づいたヒロの涙。
感涙です。

アクション的にはそこまで大規模ではありませんが、ヒロの仲間たちの特性を活かしたスーツや武器はまさにアメコミヒーロー。
彼らはずば抜けた身体能力を持っているわけでもなし、特別な能力を持っているわけでもなし、な、ちょっと特殊な研究をしていただけのただの人間でしかありません。
でもそんな彼らだからこその戦い方やちょっとおとぼけたミスは「ヒーローではない」彼らだからこそのもの。
特にヒロはただベイマックスにくっついているだけでしかないんですが、ただくっついているだけだからこその特別な存在でもありました。
まさに彼らは「人間のヒーロー」

ラスト、ベイマックスとヒロの別れのシーンでは、最初はベイマックスを疎んじていた、道具としてしか見て無かったヒロの本気の涙にまた涙涙。
兄の変わりではなく、ただの道具ではなく、戦闘マシーンでもない。ベイマックスとの別れを惜しむヒロの
「ベイマックス、もう大丈夫だよ」
の一言には涙腺崩壊間違いなしです。
あのシーンのヒロの笑顔は、間違いなくベイマックスが作った本当の笑顔。
思い出すだけで涙涙です。

その後ベイマックスは今度はヒロの手によって新たに生まれ変わるわけですが、このベイマックスが「タダシの作ったベイマックス」とするのか、「データを引き継いだだけの新たなベイマックス」とするのかは、観て居る人の好みや判断に左右されるところでしょう。
「おかえり、ベイマックス」
なのか
「よろしく、ベイマックス」
なのかの違いというか。
個人的には「おかえり」派ではあります。
そういうのに弱いのです。
posted by カル at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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