2014年12月13日

インターステラー

久々に「なげー……」と思った映画。
ホビットと連続で観るには向かなかったですね(当然)

【ストーリー】
近未来。地球規模の植物の枯死、異常気象により、人類は滅亡の危機に立たされていた。元宇宙飛行士クーパーは、義父と15歳の息子トム、10歳の娘マーフとともにトウモロコシ農場を営んでいる。マーフは自分の部屋の本棚から本がひとりでに落ちる現象を幽霊のせいだと信じていたが、ある日クーパーはそれが何者かによる重力波を使った二進数のメッセージではないかと気が付く。クーパーとマーフはメッセージを解読し、それが指し示している秘密施設にたどり着くが、最高機密に触れたとして身柄を拘束される。
(Wikipediaより)

一言で言えば「ノーランの映画」。
SFと言えば典型的なSFだけど、ゼロ・グラビティのように酸素的な意味での脅威は襲ってきません。
一箇所「うぉお酸素ーーー!!」というシーンはあるものの、宇宙空間ではないので多分そういうのが苦手な人でも大丈夫だと思います。
好き好き分かれる作品だなぁ、と今でも思います。


どうでもいいけどこのインターステラーのPVを表示する時に「アメリカン・スナイパー」の予告が流れて、行く気は半分しかなかったのにとても気になりました(どうでもいい)。

☆☆☆★★


ラストについてもネタバレです。ご注意。

単純なSFだと思っていると損します。
この作品には人間以外にも超次元的な存在が関与しているのが示唆されているため、単純にSFとして楽しもうと思うとがっかりすると思います。
予告だけ見て分かる範囲であるならば「地球が死にかけて居る近未来に、コールドスリープをしつつ新たなる居住惑星を探す」お話、という感じでしょうか。
間違って無いけど、色んな惑星を探索!という要素はほぼありません。
立ち寄った惑星は3個くらいだったかな。滞在時間もそう長くありません。
ので、色んな惑星を見て歩くのか〜、という考えを持って見るとがっかりするかも。
メインは、そういった惑星に立ち寄る事による相対性理論……地球との流れる時間の差、というやつです。

主人公のクーパーは、なんとしても娘が生きている間に新たな住める惑星を見つけたい。
そして出来るならば出来るだけ早く戻って娘と再会したい……その一心です。
そこは一貫してこの感情が揺らぐ事なく、出来るだけ地球とのタイムラグが出来ない方法をひたすらに探します。
が、最初の惑星の段階で20年ぶっとんでしまったりと、現実は無情。
実はここで私は初めて相対性理論というやつを理解したりしてました。
そういった意味では、重いSFです。

徹底してこの作品で描かれて居るのは「親子の絆」と「人間のエゴイズム」だと思っています。
全員が徹底してそれぞれの思惑の中で動き、その思惑の中で何とか自分の願いを叶えようとする。
それは主人公サイドもそうだし、結果的にクーパーを陥れてしまった先に宇宙に出ていた宇宙飛行士も同じです。
誰が悪いというわけでもないエゴの押し付けだったんですけどね。
最大の敵は時間、というやつですね。

最終的にクーパーはアメリアを助けるために、絶対に戻ってこれ無いブラックホールに飲み込まれる事になります。
が、ここでクーパーに干渉して来たのがそのー……いわゆる超次元的な存在。
不可思議な空間に放り出されたクーパーは、そこで過去・現在・未来が交錯している空間であるのに気付き、過去のマーフに何とか接触して全ての真実を知らせようと試みる。
ここで全ての伏線が次々と回収されていくので爽快感はありました。
こういう超次元的な何かでなければもっとすっきりだったのに、という気持ちはあるにせよ、マーフが怯えていた幽霊の話や狂ってしまった時計の事。全てがここで一気に回収されていきます。
そして結末へ……
結末は、一言で言えばキャプテン・アメリカのラストと同じ感じでちょっとせつなめ。

インターステラー最大の見所は、ただの四角いだけのロボットが最大級に愛しい存在になる事ですかね。
本当に可愛いんですよ……TARSCASE。
最後にまたクーパーがTARSと一緒に旅立ってくれて本当によかった!と思いましたしね。CASEは残念だったな……
ある意味人間の死よりもこの二機の方が気になってました。
ある種の癒しであり、最大の味方であったと思います。
ので、ロボット好きの人は彼ら目当てに観て観てもいいかもよ〜。
タグ:SF 映画感想
posted by カル at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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