2014年10月27日

ヘルボーイ

DVDの新作紹介で見て気になったヘルボーイ。
マーベルかと思ったらマーベルでなかった上によく見たらデル・トロじゃないですかー。
なんだ、だからオチが微妙なのか……という納得。

総評:ナチスとかロシアって便利だねぇ。

【ストーリー】
1944年、第二次世界大戦における敗色が濃厚であった旧ドイツ軍は、形勢逆転のため「ラグナロク計画」を実行に移そうとしていた。しかしブルーム教授を 含むアメリカ軍がこれを阻止、計画の中心人物であったラスプーチンは魔界への入り口に吸い込まれていった。だが、長時間に渡って魔界への入り口を開けてい た結果、地上に悪魔の赤ん坊が迷い込む。ブルームは全身が真っ赤なこの赤ん坊を“ヘルボーイ”と名付け、育てる事を決意する。
(Wikipediaより)

動画はゴールデンボーイしか引っ掛からなかったのでなし。

わたしデル・トロ監督ってホビットの時に「はよ公開せぇ!」っていうアレソレになったのと個人的にパシフィック・リムがそこまで好きじゃないのとで観終わった後の納得感が絶妙でした。
何しろオチが薄い!!
2時間ちょいの長さで途中まではどんどん「この後どうなる!?」っていう緊迫感でわくわく観れたのに、オチは詰め込みすぎの一発攻撃の薄さ。

サリエルつえーどうする!!→焼く
サリエルつえーどうする!!→千切る
倒したら分裂して戻ってくるサリエルをどう倒す!→爆発
ラスボスめっちゃでかいぞどうする!→爆発

お前はマイケル・ベイか!!!!!!
しかもマイケル・ベイのような芸術的お家芸の爆発じゃなくてとりあえずなんか凄いの持ってるから爆発させとこーぜ、的な……この辺はパシフィック・リムの最後と同じの呆気なさ。
地獄の門を開けるのにも決断の早いヘルボーイ。
やっぱやーめた!するのにも決断の早いヘルボーイ。
なんというか、葛藤もクソもなく衝動的に動いてる様は作品の最初から一環してるものの最後の地球の命運をかけてる所までそんな感じなのでぽかーんとするというか、レディースデイで1100円で観ても「金返せ」的な気持ちになる薄さでした。
ラスボス戦も、まさか放置されてる霊廟の石像の剣が切れ味アラゴルン(すぱすぱ切れる的な意味で)とは思うまい(引き笑い)
いやなんでだよ!って思いながらラスボス戦を見守った後に飲み込まれた内側からぼかーんして体の半分残ってるのにそれだけで死ぬ冥府の魔物。
サリエルのが強かったね、これね……ってまた引き笑い。
途中までが面白かっただけに、これはもうなんていうかラストバトルの時間が短すぎたのが敗因かなと。
だってさー、最初の方であんだけ自慢してた対魔物用の特別弾丸すら使わないんだぜ。
ついでに言えばエイブが落としてしまったデュオニソスの骨は伏線かと思ったらそのまま放置だし。
あそこで
「しまったまだあそこに卵が!」→だがその真下に落ちた骨が冥府の気配に呼応して輝きを増し卵を焼き尽くす!
とかだったら「うぉぉおそのための骨かーー!!」ってなるのに放置。
エイブあんだけ頑張ったのにラストバトルに居ないどころか完璧放置。
引き笑い。
ラストのがっかり感が異常でした。

でもエイブ滅茶苦茶可愛くて途中まで凄い興奮しながら観れましたよ。
ラストバトルが残念なだけで、教授とヘルボーイの関係なんかも(もっと書き込んでくれよとは思いつつも)凄くよかったです。
余計な恋愛パートに時間を使いすぎてヘルボーイとジョンの関係とか、ジョンがリズに惹かれたパートとか、そういうのが薄かったような気もするけど、やっぱり人外コンビが輝いてたのでそこはとても満足です。
「血界戦線」の"彼"が好きな人は絶対エイブ好きなんじゃないかな。

ラストバトルを思い返すと「ここはこうしていれば」ばかり目につく作品ではあるものの、ラストバトル以外は面白かったです。
でも次回作を観るか?って聞かれたら、ちょっと悩むかなw
エイブのためになら観るかもね!!

☆☆☆★★

って、気になってゴールデンアーミー観たら次回作エイブいっぱい出るっぽいけどジョンがリストラされてるじゃないですかーー!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwマジかーーーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwいやいやいやいやこういう役どころの子って普通ヘルボーイの親友になるとかそういうwwwwwwwwwwwwなんでwwwwwwwwwwww酷いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwひぇwwwwwwwwひぇwwwwwwwwwwwwww

………デル・トロォ………
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2014年10月26日

ザ・ロード

観た理由は【ヴィゴが出てたから】というだけでしかないこの作品。
何となく以前見た【ザ・ウォーカー】とかぶる所があるなーって事でレンタルしてみました。

感想:え、そこで終わり!?

【ストーリー】
大災害により文明を失ってから10年以上経った世界、空は塵に覆われ寒冷化が進み動植物は死滅していく。生き残った人間は餓死するか自殺するかお互いを食 い合うしかない。そんな荒廃した世界においてもなお父と息子は他人を助け、善き者であろうと生きつつ寒さから逃れるため南を目指し歩き続ける。
(Wikipediaより)



なんといいますか、徹頭徹尾盛り上がりっていうのはない地味〜な作品なんですけど、常に一定の緊張感があります。
登場人物には名前もなくて、ただの父と息子という、それだけ。
父と息子はたった2発の銃弾の入った銃を手に、最悪の場合には酷い死に方をする前に自分の手で死ぬ、という悲壮すぎる決意をして南へ向かいます。
何で南なのかは本当よく分からないというか、世界があんな状況なんだから南へ行って何になる?という気はするんですけどね……
とにかくこの悲壮すぎる決意が悲しくて、それでもその中にある父親の愛というものが胸に詰まります。
ただ息子のために……そんな映画です。

とにかく画面には色がないです。
息子が途中で立ち寄った滝にかかった虹を見て「綺麗な色!」と言うくらいには色がないです。
そしてとにかく画面が暗い!!日中でもほとんど暗いので、明度調整必須かもしれません。
でも、父子が安心して過ごしたほんの少しの間にはちゃんとカラーがあるんです。
いや全編通してカラーなんだけど、明確に色があるのが食料のある地下室を発見してからの1日ちょっとだけ。
それがふたりの心を物語っているようで、とても切ない。

実はこれを観た理由のひとつが「汚いヴィゴが好き!」という理由だったんですけど(エレスサールよりも馳夫が好きよ、的な意味で)、この作品中は登場人物全員汚いです。
動植物が死に絶え、人が人を食い、な状況では仕方がないとは言え、常に誰もがホームレスみたいな格好。
それがまた終末観を煽って切なくなるんですけどね……

何が一番切ないってラスト。
あの地下室で、父親が怯えずにほんのあと1時間でも立ち止まっていたら、彼らはもっと安全に旅を出来ていたのではないか、という所。
でも逆に、そうなっていた場合父親は心にでっかいダメージを食らうかも、という気持ちもするんですよね……
あの旅人一家にはちゃんとママが居たから……

母親の描写がまた秀逸で、子供を産みたくないと叫ぶ所や、何もない暗闇に去ってしまうシーンなんかは、追い詰められた人間の狂った恐怖を感じさせました。
もう本当にそういう心理描写が秀逸すぎて、常にドキドキするんです本当。
ただ眠っているだけなのに何かあるんじゃないか、この後全てを台無しにされてしまうんじゃないか……そんな心配を常にしながら見る作品。

ラストは、彼らのその後なんかは一切書かれていない尻切れトンボ的な「後は君たちの心の中に」的なエンドなんですけど、それがまた想像力を書き立てられます。
欲を言えばその後をちらっとでもやってくれれば!と思いつつ、あの状況で生き延びられる気はしない……でも、犬という人間以外の存在が出現した事で得られる希望というのは確かにあって……という何ともかんとも「うぉお!」っとなるラストでした。

色々書きたい部分はあるんですけど、観る人によって確実に見る部分の違う作品でもあるので、一度観てみてもいいかも、という気はしつつも、【ザ・ウォーカー】のようなカタルシスもアクションもその後も一切ありませんので、さっぱりしたい人には不向きです。
家族ドラマや鬱映画が好きな人にはいいかもしれない。
個人的には、【ザ・ウォーカー】のような南へ向かう意味だとかそれによる救いがもっとちゃんと欲しかったなーと思いつつも、それがないところがまたリアリティというものなので、これを書きつつもじっくりと考えちゃう作品なのでした。

☆☆☆★★
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2014年10月25日

ガーディアンズオブギャラクシー

終わるスレスレに駆け込んで観て来ました期待のマーベル作品。
ただ、予告編とまるで印象が違うのにびっくり。


【ストーリー】
1988年、母親を亡くしたばかりの幼いピーター・クイルはヨンドゥ・ウドンタ率いる宇宙海賊ラヴェジャーズによって地球から拉致される。それから26年の惑星モルグで成長したクイルがオーブを盗み出そうとしたところ、同じくそれを狙うクリー人(英語版)ロナン(英語版)の部下のコラス(英語版)と遭遇する。クイルはオーブを持って逃亡するが、横取りを知ったヨンドゥは彼を捕らえるために懸賞金を掛け、一方でロナンはオーブ強奪のために暗殺者ガモーラを派遣した。
(Wikipediaより抜粋)

私は基本的にこういう原作ありの作品でも事前情報は入れずに行くので、情報は予告編だけとかの場合が多いんだけども、これは郡を抜いてイメージが違った作品。
私はまたてっきり捕まった虜囚が実はとんでも凄い連中だったのでコイツらに宇宙の運命託しちゃおうぜ!っていう系統かと思ってました。
ザンダーがなんか宇宙連邦的な組織で、そこがそういう決定を下して強制的にチームを組まされたものだとばっかり。
そしたらまぁ全然違うわけで。
しかも予告編の字幕と本編の字幕もまるで違うわけで。
顕著なのがロケットの「ついてこい」→「たまんねぇぜ」かな。なんでそこまで顕著に違うのかと。
ついでに言えば劇場で観る予告だけだとドラックスの存在を認識できず「こんな人予告に居たっけ」状態でした……w

まぁそれは置いといて、作品としては最高に面白かったです!
観る前に「たっぷり笑っておいで」って言われたので「どういう作品なんだ?」と思ってたらほんとに笑えました。
分類的にはマーベルヒーローズなわけですが、彼らはヒーローではないんですよ。
逃げる事ばっかり考えてるし、何よりお金が大事だし、守るべきものがあるわけでもない。
でも、それでも彼らはザンダー星最後の希望となって命懸けで戦う。その結果がヒーローなだけ。

どこがヒーローじゃないかって、最終決戦でダンスバトルを挑むくらい。

あのシーンには滅茶苦茶笑いましたwwwロナンのぽかん顔も可愛くて、「何をしている?」っていうセリフがまたおかしくて!
直後の熱い展開と、ロケットの涙には貰い泣きをしましたけども、その後にはまた笑えちゃう。
なんだよお前ら!っていうまさに泣いて笑っての作品でした。
これは前評判の通り女性も男性も楽しめる作品。お子様も大人も絶対楽しめる作品だったと思いますね。

キャラクターは全員秀逸なんですが、やっぱり見所はロケットとグルードの友情。
種族を越え、言葉を超えての友情は最後までキラキラ輝いて素晴らしいです。
あとは今回のボスだったロナン。リー・ペイスがイケメンというのもあるんですが、とにかくもう挙動の1個1個がカッコイイ!
この後ホビットの3部が待っているわけなので、この秋〜冬はカッコイイペイス祭りやでえええ!というくらいかっこいいです!
まぁ、最後のダンスバトルでは滅茶苦茶笑わせてもらいましたけどもw

ガーディアンズオブギャラクシー、残りの公開日数はほぼないものの、オススメです。
☆☆☆☆☆

ただ……文句があるとすれば……
ドラックスの名前が字幕だとほぼ出てこなかったので名前が……www
原語のほうでは何回か呼んでいるんでそこを聞き取るしかないかも。
私は最初彼がメインだと気付いてなかったので、「なんて名前なんだコイツ」って思ってました。
仲間内で名前くらい呼び合おうぜ……
posted by カル at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2014年10月18日

ボルケーノ

知る人ぞ知る金曜ロードショーの定番映画ボルケーノ。
大好きな映画なので今回何となくまた手に取ってしまいました。
スキなんじゃー!

【ストーリー】
アメリカ、ロサンゼルスいつもと何も変わらない生活を送る人々。よく晴れたある日、ロサンゼルスに突如、中規模の地震が発生した。その地震はしばらくすると収まったが、その後、地下水道にて作業員が謎の焼死を遂げたことに不審を抱いた緊急事態管理局局長のマイク・ロークが地下へ潜って調査を開始すると、コンクリートの 裂け目から高温の蒸気が噴き出していた事が分かった。 だが、その直後、再び地震が起こり、同時に裂け目が明るく光り出したかと思えば、強烈な熱風を吹き上げマイク達に襲い掛かってきた。間一髪脱出し、難を逃 れたマイクは即座に異常が生じている事を悟る。それは、これから起こる大都市崩壊の序章に過ぎなかった。
(Wikipedia:ボルケーノの項より引用)


1997年の映画だった事を今知りました。それでこれだけのクオリティなのは凄い!!
ロスの地殻変動による地下噴火のマグマと戦う人々の一晩のお話。
メインはロークと娘のケリー、それから地質学者のエイミーとロークの部下のエミット。
もう全員いい味出してて誰がどうとか言えないくらいのクオリティ。

中核にまだ13歳で両親が離婚し、父親にどうしても反発を抱いてしまう娘・ケリーがこの緊急事態の中で芽生えさせた責任感と、医者のジェイが見せる自己犠牲的なまでの医療への熱意。
エイミーの知己とロークのひらめきが合わさった判断に従い力をあわせる警察・消防、そして一般の人々。
出てくる人、人、人の力をあわせまくるヒューマンドラマが見たいならばこれを見ろ!と太鼓判を押せる作品です。

ただ、相手がマグマなので人間が相当無力で相当エグい死に方をしたりします。
その代表格が地下鉄事業の責任者・スタンの死に様。責任を感じていたのか、最後まで事故で倒れた地下鉄の運転手を救い、死亡してしまいますが、その死に方が一言で言えば「アイルビーバック」。
それで何となくパッと頭にイメージ出来る死に方そのままで、さらに炎に巻かれる姿も描かれてしまうので、そういった描写が苦手な人は避けたほうがいいかもしれません。
炎で結構人が死ぬので。はい。

それでも、最後まで責任をまっとうしようとして命を落とす人々の姿がキラキラ輝く作品でもあります。
生きてこそ、と言ってしまえばそれまでですが、死して尚、という姿もあるなぁと思わせてくれる演出。
パニックものが大丈夫な人は是非観て欲しい作品だったりします。


どうでもいいけど、これで動画検索をしてて初めてボルケーノに続編あったのを知りました(˘ω˘)
うぉお見たい!見たいぞぉおおぉ!
でも予告編から漂うメリーバッド臭に足踏みしているので、ネタバレを見てから観ようと思います まる
posted by カル at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2014年10月17日

パニッシャー

とても久し振りに映画を観れました。
まぁその間にロストエイジを4回観に行ったりはしましたけど、色々仕事とかで忙しくて全然観れなかったので久々の映画です。
パニッシャー、DVDのCMで観て気になってたのでタイトル借り。

【ストーリー】
70年代に人気を博したアメリカンコミックスをトム・ジェーンとジョン・トラボルタの-共演で映画化したサスペンスアクション。愛する家族を殺された元FBI潜入捜査官が、-自らの手で悪を裁く闇の私刑執行人"パニッシャー"へと生まれ変-わる。

私これ前情報一切なしで観たんですけど、これもマーベルだったんですねぇ。
なんかマーベルっぽい作りだなーと思ったらそのまんま。しかもヒーローものだったのか。へぇ、みたいな。
ストーリーは本当にそのまま、家族を殺された主人公が復讐をする話。ただそれだけ。

FBI捜査官だった主人公・キャッスルが不測の事態で死なせてしまった武器密輸の売人の一人が偉い人の息子で、その偉い人に家族を全員殺され、制裁をする。
英語も簡単なのでうっかり字幕表示させずに見てもサクサクわかるくらいの映画でした。

具体的に書く事が特にないくらいの一本道なストーリーなんですけど、途中でキャッスルが身を寄せる事になるアパルタメントの住人たちが兎に角魅力的。
「知っていたら途中で話していた。つまり、知らないんだ」
的な事を言われるほどに義を通して居場所を黙りぬくデイブが特によかったです。
最初「なんだこのヤク中は」と思ったらほんとにもう……デイブ(涙)
3人の関係も絶妙で、そこにキャッスルが入ってさらに絶妙、という。
あのままあそこに留まってくれたらよかったのになー、と思いつつ、一所に留まらないのがヒーローの掟(?)。

途中、ラスボスの親友と奥さんへの復讐をどうするのかなーと思ったら見事な復讐の仕方で「おぉっ」となります。
何で奥さんの電話で電話してんだろ?って思ったらこのためか!みたいな。いい複線でした。
あの後ミッキーどうするんだろうな……いい味出してたキャラなだけに勿体無い。いっそ相棒にしちゃえばよかったのに。


とにかく一本気なパニッシャー。
退屈しのぎにはいい映画です。
終始画面が暗いので、明度を調節してどうぞ。
posted by カル at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画